〇〇増減率の補完

決算データバンクで保持している「〇〇増減率」は、データ取り込み時に
独自に算出して設定している場合があります。

上記画像の赤枠部分ですね。(3169 株式会社 ミサワ)

この部分、2022年1月期 第1四半期の決算データを見てみると、
下記画像・赤枠のように増減率は設定されていません。
売上高は 2,998百万円ですね。

ここで、1年前の2021年1月期 第1四半期の決算データを見てみると、
下記のように売上高 2,415百万円なっています。

すると、2022年1月期の売上高増減率は
(2,998-2,415)/2,415*100=24.1% と計算できます。
この24.1% を決算データバンクのデータは保持しています。

※〇〇増減率は、分母の値が小さくなると、計算上は +5000% など、とても大きな値になることがあります。注意してください。

なお、この増減率の補完は、値がマイナスの場合も計算されます。
例:2686 株式会社ジーフット
2022年2月期 第1四半期 営業利益 -974百万円
2021年2月期 第1四半期 営業利益 -4,173百万円
営業利益増減率=(-974-(-4,173))/(-4,173)×100×(-1)=76.7% となります。
前年度の赤字幅が76.7%減って改善したイメージですね。

分母がマイナスの場合、結果に(-1)を掛けています。

参考情報として活用してください。

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